【今週のお薦め】なんでもあり!? ごった煮ジャーマン・ハード特集

ウィークリー特集の第2弾は、ジャーマン・ハードでございます!

豆乳とかトマトとか、カレーなんていうのもありますが、煮込まれた具材たちが、どうだ!とばかりいい仕事をしているのが『鍋料理』!!年末年始も暖かくて、全然お正月っぽい雰囲気ではありませんでしたが、これから少し寒くなるような予報もあり、ようやく登板機会が増えてきそうですが、今週フィーチャーしたいのは『ちゃんこ鍋』?いいえいえ、所謂『ごった煮アルバム』と呼ばれているアルバムです。要するになんでもアリの、美味しところをギュギュっと詰め込んで味わいも満点♪ 身体もあったまる(!?)ジャーマン・ハード。鍋料理と一緒に、如何でしょう??

① ABACUS / Everything You Need

ファーストばかりが注目されていますが、この3枚目もハードありプログレありそしてスワンプありのなんでも来い!的なバラエティに富んだ内容です。
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② CRAVINKEL / Same

ハードな曲とフォークタッチの曲が交互に登場する彼らの1枚目はイギリスに憧れてのサウンドを出しているつもりでも、結局のところ煮え切らない如何にもジャーマン・ロックの音に。好きもんにはたまりません!
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③ CREATIVE ROCK / Gorilla

男くさいヴォーカルにブラス・セクションが加わって、暑苦しくも賑やかなハード・ロックを展開。聴き終わった感触は、天下一品のこってり出汁を飲み干した気分!?
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④ EPITAPH / Same

A1のハードな音で胸熱く、A2を聴いてこのバンド名の例の曲を思い出し、A3のジャッジーな展開に心躍らせれ、B1のフォーク・ロック的サウンドに癒されてラストB2のプログレ・ハードなサウンドでノックアウト!ホントなんでもありです。
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⑤ FRAME / Frame Of Mind

ハモンド・オルガンの音がアルバム全体に流れ、非常に心地よい気分にしてくれるが、プログレありハードありの、どっちつかずの中途半端さがジャーマンらしさを物語っている。勿論、褒め言葉!
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⑥ FRUMPY / 2

なんと言ってもインガ・ランフさんのパワフルでハスキーなヴォーカルにイチコロ!そこにクラシカルなオルガン、ヘヴィで攻撃的なギター、骨太なリズム隊が組み込まれ、文句なしの傑作アルバム!!
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⑦ GIFT / Blue Apple

とてもドイツのバンドとは思えないくらい、メジャーなサウンドを繰り広げているこのセカンド・アルバム。曲も演奏も文句の付けどころがないほど素晴らしい内容。ハード・ロック・ファンならずとも、このアルバムは聴いてもらいたい。
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⑧ JERONIMO / Same

彼らの2枚目にして最高傑作!ブルース・ロックを昇華してのハードなサウンドはまさにリーフ・ハウンド級。オリジナルが激レアになってしまったが、この限定再発盤も今ではレア!
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⑨ KRAVETZ / Same

FRUMPYの鍵盤奏者のソロ・アルバム。そのFRUMPYのヴォーカリスト:インガ・ランフさんが参加したA1が秀逸!彼女の存在はホント計り知れません。その他もプログレッシヴなオルガン・ハードを満喫できます。
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メールマガジン:ロックの王道を行け!第351回 EPITAPH – “Same”

【メーマガジン ロックの王道を行け!】

EPITAPH – “Same Title”
1971 GERMANY POLYDOR 2371 225
(Hard Rock)

Epitaph_SameSRL0366

 

RARE度:★★★★

Member :
Cliff Jackson(g,vo), Klaus Walz(g,vo),
Bernal Kolbe(b,mellotron,vo), Jim McGilvray(ds,vo)

Side (A)
1. Moving To The Country
2. Visions
3. Hopelessly

Side (B)
1. Little Maggie
2. Early Morning

ジャーマン・ロックの中でも異色のプログレです。

『エピタフ』と言うと、どうしてもキング・クリムゾンのあの曲が最初に思い浮かぶのですが、こちらがバンド名です。『エピタフ』の意味が『墓碑銘』だとご存じの方も多いか思います。ただ、日本語の方は何か小難しさがあって、どうもアルバムの印象にそぐわないように思うのですが、如何でしょうか。

むしろ『エピタフ』という語感からは、幻想的なイメージが喚起されますし、同時に不思議なデザインのジャケも幻想的なので、一見リリカルなアシッド・フォークでも展開されそうな気配すら漂います。

さらに、ドイツのプログレというと暗黒で真っ暗、ドロドロのリズムと恐怖のギターに暴れるオルガン、と相場が決まっているので、その先入観と相俟って、ジャケットとバンド名に、このアルバム、大丈夫か?と、警戒感は否応なく高まりますね。

そんな心持ちで針を落とすのですが、いきなりA-1がアップテンポな由緒正しいハード・ロックで、ギターがツインで走るところも小気味良く、おっ!と体を乗り出してしまいます。ただやや軽快なノリはアメリカの臭いがしてしまい、アルバムの中では一番ドイツから遠い1曲かもしれません。音も70年代初頭とは思えない新しい感じがあり、この辺が大手レーベルから堂々とデビューしている所以でしょうか。

A-2に繋がると、お待ちかね!クリムゾンのエピタフめいてきます。幻想的なメロトロンがじわじわと迫ってきて、正しくジャケの雰囲気そのままの1曲は 実にゆったりとした時の流れに、リズムは軽快でテクニカルです。

続くA-3で、とうとう我慢しきれずドイツらしさを露わにしてしまう感じでしょうか。長尺に繰り返し、転調もあってカッコよく、曲も良くて、聴きこめばどんどん好きになります。が、個人的な好みから言いますと、音質がきれい過ぎるので、ハード・ロックの持つ荒々しさが損なわれている感があり、もっと歪んだ感じに仕上がっていたらずいぶん違う印象だったと思います。

そしてB面。更に大作指向の2曲構成言う長丁場です。すわアメリカン・スワンプか!?という、緩やか出しに油断していると、急にプログレ感が出てき緊張を強いられ、その気になっていたら、今度は再びユル目のサウンドに戻るという、ビックリの展開が待ち受け、一枚、いや一曲でかなり盛り沢山です。

この後にやってくるB-2がクライマックスという事になるのでしょうか。このアルバム中いちばんドラマティックで、リフも効果的に使われていて、リズムもカッコいいです。アメリカン・ロック色は影をひそめ、むしろ北欧ハードのムードさえ漂う、ヨーロッパのカッコよさです。

後半に近づくにつれ、どんどん盛り上がり、最後はベースまでもが腹いせのように前面に出てきます。そして最後におなじみのリフレイン!

ところで私、このジャケは鳥人間みたいなバケモノが座っているのだと思い込んでいました。名古屋の地下鉄のキャラは体が駅員で頭がシャチホコという不思議な体をなしていますが、そんな感じ。こんな幻想的なジャケに似合わず、なんでバケモノが・・と思っていたのですが、よくよく見ると普通の少年がうなだれて座っている上に鳥(猛禽系ですね)がとまっているいるではないですか。シュールです。

誤解したままのジャケットの印象から解放されると、さらにサウンドの印象まで変わってきて、急に興奮してしまった次第です。いやー見直しましたねー、このアルバム。(おい)

誤った先入観は危険ですという教訓と共に、更にもう一度聴き直してみたいと思います。

(2014.04.05)

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4400677 EPITAPH/Same 34,090円(税別)
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